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ミシェルは、JETプログラムの英語講師として佐賀県の小さな町、久保田で3年間を過ごしました。オンタリオ州ポート・ドーバー出身、父は日系カナダ人、母はフランス系カナダ人。三世の父は、戦後、ニューデンバー収容所から出てオンタリオ州に移り住みました。日本人のほとんどいない小さなコミュニティで混血として成長するなかで、ミシェルは困難に直面しました。自分がみんなと違うことを強く意識し、日本人のヘリテージを強く求めるようになりました。日本に行ってみたいという長年の思いは、JETプログラムによってかなえられました。日本では、日本人であると感じた半面、外国人としての自分を意識することもあり、奇妙な感じを覚えたと言います。みんなからは日本人のようだと言われましたが、それは両親や祖父母から受け継いだ性質のようなものが、予期せぬときに表面に出てきたからでしょう。日本文化や日本語に関心を示し、太鼓グループにも参加しました。日本滞在中のいちばんの楽しい思い出は、日本語が上達して家族でもなかなか意思の疎通ができない祖母と会話できたことです。ミシェルは乗り気ではなかった父に日本を訪れるよう説き伏せ、父はそのことをとても感謝していると言います。現在、ミシェルはブリティッシュ・コロンビア州北西海岸のキンゲオネ・インレットという先住民のコミュニティで1年生から3年生までの子どもたちを教えています。
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